人事部長　木村 政男

急速にグローバル化が進展する自動車業界において、当社は積極的な海外展開を進め、海外に9カ国17拠点の生産拠点を有する世界有数の自動車用プレス部品メーカーとして成長してきました。
現在、100年に一度と言われる大変革期を迎えている自動車業界では、各国の規制強化を背景とした電動化の加速等により、クルマの軽量化と高強度化がますます求められるようになっています。当社は、80年に渡る歴史の中で卓越したプレス技術を通じ、クルマの軽量化や高強度化に貢献してきましたが、今後も、製品構造・性能を提案する製品技術と、部品を作るための金型・設備を設計開発して用意する生産技術が一体となって技術開発に取り組み、この大変革期を乗り越えようとしています。
プレス部品が量産化されるまでの過程では、技術開発・設計・解析・実験・生産技術といった技術職のみならず、営業・調達・生産管理といった事務職や、高炉メーカーやプレス機械メーカー等の社外取引先を含む、様々な分野のプロフェッショナルによる連携が欠かせません。当社で仕事を進めるうえでは、職種に関わらず、社内外の様々な関係者とのコミュニケーションが非常に重要です。
大切なのは、多様な価値観や考えを持つ仲間と、お互いの意見に耳を傾けながら「モノづくりの心をひとつに」し、この中で自ら考え主体性を持って行動する姿勢です。このような姿勢を持った方々とともに、ひとり一人が能力を十分に発揮できるようWell-being向上の取り組みを推進し、ユニプレスの成長につなげていきたいと考えています。