ユニプレスの仕事を知る 社員紹介
事務系
総務部 サステナビリティ推進グループ
岩間佳帆
2021年入社
法学部経営法学科卒
入社後のキャリア
2021年4月入社後、総務部に配属。

サステナビリティ分野において、企業の持続可能な社会の実現に向けた取り組みを示すための情報開示に取り組む。
チームとして温室効果ガス排出量の全社集計自動化を実現。海外出張では現地の状況を直接知る貴重な経験となった。

ユニプレスに入社した動機や背景は何ですか。

学生時代から「人々の生活を支える業界で働きたい」という思いを持っていました。しかし、就職活動を進めていく中で新型コロナウイルスの影響を受け、対面での接触が限られたことから、非常に悩む時期が続きました。そんな中、改めて自分を見つめ直した結果、地元企業に貢献したいという気持ちが芽生えました。そんな時に出会ったのがユニプレスでした。説明会で、愚直にひたむきにものづくりに向き合い、こだわり続ける姿勢に強く魅了されました。選考を通じて感じたのは、私がどのような人間かという本質的な部分、内面をしっかり見てくれていることでした。実際に入社後に聞いた話ですが、既に募集人数に達していたにもかかわらず、「この人は採用すべき」と判断してもらえたとのこと。そのことを聞いて、とても嬉しく思うとともに、あらためてこの会社に入社できて良かったと実感しました。

ユニプレスで得たものは何ですか。

入社してすぐに、企業にとって今や欠かせないテーマであるサステナビリティやカーボンニュートラルといった新しい分野に関わることができ、まさにその最前線に立つ経験ができたことが大きな収穫でした。
この分野はわずかな時間で急速に重要性が増し、国際的な取り決めや法規制が強化される中で、企業がどのように対応すべきかが問われます。例えば、カーボンニュートラルに向けた温室効果ガス排出量の削減は、顧客からも強く求められるようになり、それが企業の投資判断や経営戦略にまで影響を与える時代となっています。
このような仕事を通じて、企業がただ利益を追求するだけでなく、社会や環境にどう貢献できるのかを考えながら働けることは私にとっては大きな挑戦であり、成長の糧となっています。

現在の仕事の内容について教えてください。

現在、私はサステナビリティに関する外部開示資料の作成を担当しています。具体的には、ユニプレスが持続可能な社会の実現に向けてどんな取り組みをしているのかを示すサステナビリティレポートを作成しており、そのために必要なデータの収集・分析や、社内外にわかりやすく伝えるためのデザインの検討を行っています。このサステナビリティレポートは、担当を引き継いだばかりですので、より良いものを目指し試行錯誤しながら進めています。
また、カーボンニュートラル達成に向けた戦略の策定や温室効果ガス排出量の測定・管理も担当しており、グローバルでの活動を支援しています。 いずれの業務も企業が持続可能な成長を実現するための重要な基盤となるものであり、その一端を担えることに大きなやりがいを感じています。

海外拠点とのやりとりについて教えてください。

グローバル企業としてカーボンニュートラルに取り組むためには、海外拠点とのやりとりが必要不可欠です。しかし、言語の壁や国ごとの特性があるため、難しさを感じることも多いです。特に、海外拠点ではエネルギー使用量の単位や調達方法、二酸化炭素排出量の計算方法などが日本とは異なり、グローバル排出量を正確に算出するためには細心の注意が必要です。ミス防止の仕組みづくりには非常に苦労しましたが、社内の関係者の協力を得て、温室効果ガス排出量の全社集計を自動化することができました。
ありがたいことに、この取り組みは推進チームとして社長賞を受賞することができ、大きな達成感を感じています。また、2023年にはアメリカとメキシコにある子会社に出張し、現地の方々と直接お会いする機会を得たことも貴重な経験となりました。

これからの目標を教えてください。

同僚や関係者から「何かあれば岩間さんに聞けば大丈夫」と安心して頼られる存在になることです。
特にサステナビリティの分野は比較的新しく、毎年新たな規制が増加しています。このような環境の中で、私自身も常に勉強を続け、最新の情報をキャッチアップすることが重要だと感じています。
また、それらの規制に対応するためには企業理解が重要です。社内の皆さんとさらに良い協力体制を築き、より高いレベルでサステナビリティの実現に貢献していきたいと考えています。

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