ユニプレスの仕事を知る 社員紹介
技術系
車体技術部 商品企画グループ (部署名は取材当時)
K.Y
2018年入社
基礎工学研究科 材料工学専攻
入社後のキャリア
2018年4月入社後、先行技術開発センターの解析・材料グループに配属。
2021年4月から先行技術開発センター・プレス技術グループに異動。
2024年4月から車体技術部サイマルグループに異動。
2025年4月から車体技術部商品企画部に異動。 

解析・評価やプレス技術などの基礎知見を武器に、それらを具体的な製品仕様へと落とし込み、お客様へ提案。
技術とニーズの橋渡し役として、先端技術を実際の車体部品へと反映させていく重要な役割を担っています。

ユニプレスを選んだ理由は何ですか。

私がユニプレスを選んだ理由は、大きく分けて二つあります。
一つ目は、一つの分野を深く突き詰め、専門性を高めていきたいという思いがあったからです。大学院で材料工学を専攻していた私にとって、ユニプレスの「プレスを究めて、プレスを越える」という企業理念は非常に心に響くものでした。ここなら、確かな技術の追求を体現できると考えました。
二つ目は、選考を通じて感じた社員の方々の「誠実さ」です。説明会などで社員の方とお話しした際、私の質問に対して一つひとつ丁寧に、かつ正直に答えてくださる姿が印象的でした。こちらが尋ねていない細かな点まで包み隠さず説明してくださる様子から、本音で向き合ってくれる信頼できる環境だと確信しました。
また、環境面においても、リフレッシュ休暇などのワークライフバランスを保ちやすい制度が整っており、長く腰を据えて働ける点も大きな魅力でした。

現在の仕事の内容を教えてください。

車体技術部 商品企画グループに所属し、ユニプレス独自の技術を活かした、新しい車体骨格部品の企画から開発、評価、そしてお客様への提案までを一貫して担当しています。
社内の研究部門が生み出す先進的な基礎技術は、そのままの形ですぐに完成車に採用できるわけではありません。私の役割は、採用する部品の選定や性能・コストの評価を行い、基礎技術と具体的な製品化のあいだにある「ギャップ」を埋めることです。そうして磨き上げた技術をお客様に提案する一方で、お客様からの細かな要望や評価を社内の開発部門へフィードバックし、商品へ反映させる役割も担っています。
つまり、ユニプレスの研究・開発部門とお客様のあいだに立ち、当社の先進技術を「商品」として使える形に育て、世の中にスムーズに送り出すための橋渡し役を果たすのが、私の仕事です。

この仕事のやりがいや難しさについて教えてください。

やりがいや面白さは、大きく分けて二つあります。
一つは、開発から企画、提案まで非常に幅広い業務に携われるため、ものづくりの全体像を把握しながら仕事を進められる点です。もう一つは、自分が手がけた新しい技術や商品が、実際の完成車の一部として採用される瞬間です。これは、この仕事ならではの大きな喜びです。
一方で、難しい点も少なくありません。ユニプレスはプレス技術において圧倒的な強みを持っていますが、これからの時代に不可欠なソフトウェアなどの分野については、人材を含めさらなる拡充が必要です。また、製品の「性能」と「コスト」という、時に矛盾する要素を高い次元でバランスさせることにも日々苦労しています。
こうした課題を乗り越えるために、ときには自ら開発の現場に深く入り込み、改良を重ねることもあります。「お客様にとってのメリットを最大化するにはどうすべきか」を常に意識し、粘り強く取り組むことを大切にしています。

これまで特に印象的だった仕事について教えてください。

「車両評価シミュレーション」の体制構築に携わったことです。
従来、衝突安全性などの車両性能評価は完成車メーカーが行うものであり、当社はその評価に基づいて部品の設計・開発を行ってきました。しかし近年、当社自身が車両性能にまで踏み込んで新商品を開発する方針へと転換しました。その大きな流れの中で、2年ほど前にデジタル評価の立ち上げ担当に選ばれ、シミュレーション業務に取り組むことになりました。
それまでも個々の部品単位での評価は行ってきましたが、一台の車両としての評価は規模が格段に大きく、複雑さも増します。社内にも十分な知見がなかったため、最初は手探りの状態でした。関連する論文を徹底的に調査し、ソフトウェアベンダーなど社外の方々の協力を仰ぎ、時にはお客様にも相談しながら、一歩ずつ形にしていきました。
この経験を通じて、未知の領域に一から向き合い、最後までやり遂げる「完遂する力」を養うことができたと感じています。

これからの目標を教えてください。

商品開発のプロフェッショナルになることが目標です。私が所属する商品企画グループは比較的新しい部署ですがそこには明確な使命があります。従来の部品メーカーは、完成車メーカーの指示や要望に応えることに注力するあまり、どうしても「受け身」になりやすい側面がありました。商品企画グループはそこから一歩踏み出し、自ら主体的に開発・提案を行うために立ち上がったグループです。
完成車メーカーにはない、部品メーカーとしてのユニプレスならではの視点を活かした提案を行うためには、まず主軸であるプレス技術の専門知識を極める必要があります。そのために、日々の業務を通じて努力を重ねているところです。 最近は、学生の間でメーカーの人気が以前ほどではないという話も耳にします。しかし、実際に身を置いてみると、ものづくりは仕事として非常に面白く、刺激に満ちていることを肌で実感します。ものづくりに少しでも関心がある方には、ぜひ一度ユニプレスを訪ねてみてほしいですね。

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